本事業の教育分野は、講義と教育実習によって構成されています。

○「子どもの発達と支援プログラム」
時間割の上で全学部の学生が履修しやすいように、教養教育主題科目として位置づけました。医師や教師・保健師・看護師・福祉士・心理士・養護教諭など、子どもの成長や教育にかかわる職業を目指す学生に、医学、心理、教育、福祉の関連内容を体系化したプログラムを共に学習させることにより、検査・診断・相談・療育・教育の地域連携の拡充へつなげることを主たる目的としています。どの学生にも教養として学んでおくと役立つ内容です。また、このプログラムは「特別の課程」であり、一般市民や現職の方も受講可能です。さらに、「大学コンソーシアム佐賀」の科目であり、コンソーシアム参加他大学の学生も受講できます。

○教育実習
主に幼小中学校、特別支援学校の教員を目指す文化教育学部学校教育課程の学生を対象に「臨床教育実習」を実施しています。発達障害や不登校への支援力養成が目的です。また、佐賀県立太良高等学校にお願いし、「太良高校教育実習」を実施しています。発達障害等への支援力のある高校教師の養成につなげていきたいと思っています。